実巽神社

 御井神社 境外社
  母神 八上姫を祀る小さなお社





前回の木俣神(き(こ)のまたのかみ)を祀る御井神社から南へ少し行ったところに
八上姫をお祀りした実(實)巽神社(じっそんじんじゃ)があります。

山に隠れるようにひっそりと建っているので とても分かりにくい所にありますが
( 最初はなかなか見つけられなかった )
御井神社に行かれたら、一緒にお参りされてみてはいかがでしょうか。





実巽神社1

御井神社の鳥居を出て、南へまっすぐ歩いてゆきます。






実巽神社2

ひたすらまっすぐ。





実巽神社3


突き当たりを右に曲がります。






実巽神社4

小さな白い壁の小屋が見えます。
とても分かりにくい・・・







実巽神社5


畑の間の小道を進みます。
多分私有地だと思うので、そっと通らせていただきます。







実巽神社6


鳥居も何もない小さなお社。
ガラス戸を開けると賽銭箱がありました。
山の中に隠れるようにひっそりとお祀りされています。




実巽神社7


少し小高い場所なので、見晴らしが良いです。








御井神社とは関係がありませんが、大国主神八上姫とのご縁をつないだ白うさぎをイメージして
作られた鳥取の寿製菓『因幡の白うさぎまんじゅう』
このお菓子が出来てからもう50年も経つのですね・・・
このお饅頭よく食べていました。


実巽神社9


マーガリンではなく、バター(大山バター)を使っていて、お土産の饅頭にありがちなパサパサ感が無く、しっとりしています。
メルカリ主催の【推し土産全国一位】に輝いたそうです。

5個入りパックも出て、買いやすくなりました。









実巽神社8

抹茶餡も美味しいです…。
食べるのが勿体ない位可愛らしい形。














實巽神社


御井神社から500~600m位南にあります。
三つの井戸を回って、ゆっくり散策されると良いかもしれません。







御井神社

因幡の八上姫ゆかりの神社
  安産祈願と水の神 


大国主神が 因幡(鳥取県東部)の八上姫(ヤカミヒメ)に求婚しに行く途中の物語が
因幡の白兎です。


二人はめでたく結ばれ、出雲にやって来た八上姫はこの地で出産したのですが、本妻を恐れて
木のマタに我が子を挟み、因幡に帰って行った、というお話が伝えられているのがこの御井(みい)神社です。
出雲国風土記には御井社(みいのやしろ)と記載があります。

生まれた御子神の 木俣神(き(こ)のまたのかみ)がおまつりされていますが、
安産祈願で有名な神社で、以前 知人の出産の際にお守りを頂きに行きました。

ここには八上姫が産湯を使われたという三つの井戸が残っています。






御井神社1

田んぼに囲まれています。




御井神社2

二の鳥居。すぐ側に駐車場があります。






御井神社3

左手に子供を抱いた八上姫の石像







御井神社4


お腹にハートのローズクオーツを抱えた『撫でうさぎ』
安産祈願のたくさんの絵馬が掛けられています。





産湯を使われた三つの井戸

①生井(いくい)

御井神社5








②福井(さくい)

御井神社6







③綱長井(つながい)

御井神社7



三つの井戸にはそれぞれ意味があるようです。
蓋がしてあるので飲めるようにはなっていませんが、神社の説明文には日本最古の井戸、と書かれていました。



御井神社8

可愛らしいウサギのおみくじ。







御井神社9



山と田んぼに囲まれた中にぽつんとある神社ですが、
地元の方が大切に手入れをされているので、とても綺麗でした。









御井神社


・出雲空港から車で10分弱です。
荒神谷遺跡の近くにあります。


〒699-0631
出雲市斐川町直江2518
御井神社


須我神社 《 奥の宮 》

 ヤマタノオロチゆかりの地 
  八雲山の磐座            




前の記事の続きです。

須我神社には 本社 と 奥の宮 があります。
本社で祈願札を頂き、奥の宮にお参りする二宮詣りの習わしがあるので、足腰の丈夫な方は行かれてみてはいかがでしょうか。


奥の宮は 八雲山の中腹にあり、
スサノオノミコト、妻のクシイナダヒメ(イナタヒメ)
そして御子神の 三つの磐座 (いわくら)が
おまつりされています

この岩は、夫婦(みょうといわ)とも呼ばれています。




奥の宮1
登山者のために杖が置いてあります。





須我神社奥の宮2
八雲山の登山口

ここから20分くらいかけて山を登ってゆきます。




須我神社奥の宮3


途中の禊場の山水でお清めをしてから登ります。
湧き水が冷たくて気持ちいいです。



須我神社奥の宮4


細い道が続きます。



須我神社奥の宮5

崖になっていて危ない所もあります。

雨が降った翌日は落ち葉で滑りやすいです。





須我神社奥の宮6

木の鳥居が見えてきました。



須我神社奥の宮7






須我神社奥の宮8


夫婦岩が見えてきました。

アップの写真は撮っていませんが、苔におおわれた

大きな岩がおまつりされていました。





須我神社奥の宮10
夫婦岩の近くには休憩用の小屋が建っています。



ここで一休みしてから、下山します。

かなり急な山道もあるので、足腰に自信のある方は登山を楽しみながら参拝されてみてください。




出雲では、大国主命やスサノオノミコトをおまつりしている所が数多くあります。


そこに古くから居る土地神を、後に大国主命やスサノオとして祀った例も多くあるのではないかと思っています。

元々何の神だったかは確かめようもないけれども、長い年月を経ても人々に愛され残っている場所というのは人を惹きつける力があるのでしょう。







須我神社奥の宮9
入口の道路は広くなっていて、車が数台置けます。











※社務所で奥の宮までの地図が頂けます。
※須我神社から八雲山登山口まで歩くと遠いので、車で行かれたほうが良いです。

※崖になっている道もあるので、なるべく2人以上で。

※長袖(蚊がとても多い)、リュック、スニーカーなど動きやすい服装で。



須我神社






須我神社

ヤマタノオロチゆかりの神社、そして
    日本初の宮


斐伊川の上流で出会われた 奇稲田姫 (クシイナダヒメ )
を ヤマタノオロチ から守られた スサノオノミコト
出雲国の 結婚生活に適した場所を探し歩かれ、
この地を見つけられました。

スサノオノミコトは
「わたしの心はすがすがしくなった」と喜ばれ
ここを スガ(須賀)と名付けられたそうです。

そして二人で新しいお宮を創られたため
ここは『 日本初の宮 と呼ばれています。



須我神社1a




 日本初の宮の碑
須我神社2



また、この宮を創られた時、スサノオノミコトは
和歌を詠まれたと伝えられています

八雲立つ 出雲八重垣 妻ごめ(み)に
八重垣作る  その八重垣を

スサノオノミコトは日本で最初に和歌を
詠んだ方と言われています。


須我神社3





須我神社7

神紋の入った手焼きのおせんべいが売られていました。
甘くて美味しかったです。





須我神社6

緑豊かな風景が広がっています。








須我神社4

アスファルトの長い参道を歩いてお参りします。






須我神社5

石造りの大鳥居。









須我神社 所在地
〒699-1205
島根県雲南市(うんなんし)大東(だいとう)町
須賀260


懐剣袋

久しぶりに懐剣袋を作りましたが、前に作ってから随分時間がたってしまっていたので
すっかり作り方を忘れてしまっていました。

たまに作って手順を忘れないようにしないといけないなと思います。
表布と裏布の張りが違う場合、表に返した時にずれてしまったりするので、布選びも大切です。
懐剣房は、袋と同系色なのであまり目立ちませんが、房の部分に銀糸を少し入れて
作ってみました。 おめでたい菊結びです。


21-1.jpg




花嫁さんの中には、自分でこういった小物を手作りされる方もいらっしゃいますが、
市販品ではなく大切に手作りした物で迎える結婚式はまた格別なのだろうと思います。


こちらは椿の柄の金襴地で、少し厚めです。
懐剣房は、シンプルな鱗結びですが、紫なので地味な印象です。

21-2.jpg





中に入っているのは、マキリと呼ばれる小刀です。
少し前にテレビを見ていたら、この刀は、塩辛を作る工場でイカをさばくのに使われていました。
ややふっくらした刃の形が特徴で、イカや魚を下処理しやすいようです。
このマキリは 『魔切り』とも書くそうで、私は魔除けの刀にしています。



21-5.jpg









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旧暦の10月は、出雲地方に大勢の神様方がいっらしゃいますが、
全国から参拝される方もとても多く、大社の周りの駐車場はどこも一杯です。
インターから次々と大型観光バスが下りてくるのを見ると、神在月だなあと思います。




21-6.jpg
稲佐の浜。



今年は色々と大変なことがたくさんありました。
来年は自然災害の無い穏やかな年であるように願っています。